素人親子の日々の朝練を中心としたトライアスロントレーニングと、日常を綴ったブログです。
日本トップクラスのトライアスリート『安松青葉選手』に憧れて練習をしています。

2018年10月22日月曜日

愛ちゃんの引退

今日の朝練はしょうたもしおりもランで3km。
しょうたは昨日レースだったからね。
今日はしおりに走ってもらって、しおりのペースでのアクティブレストということにしよう。

今日はしょうたの定期的な通院日だったんだけど、昨日ママが銀座でダンスの発表会で帰りが深夜だったので、休みを取ると言うことで、ママに連れて行ってもらった。
実は、しょうたは小児性喘息で、朝ランを始めたのもそれを克服したいというのがきっかけの1つなんだよね。
かれこれ5、6年ほど通院してて、しょうたのことは病院のスタッフの方々みんなが可愛がってくれてるんだけど、ママは初診でしか連れて行ったことがないから、存在を忘れ去られていたみたい。
今日ママがしょうたを連れて行ったら、スタッフみんな「しょうた君にママいたの!?」みたいな反応だったそう(笑)。
わざわざ見に来た人もいたとか(´∀`)

まあ、ママはフルタイム正社員で都内で働いてくれてるから、病院がやっている時間帯にはしょうたを連れていけなくて、結果、職住近接の自分がかれこれずっと連れてきてたから無理もないよね。

ところで、卓球の福原愛ちゃんが引退宣言をしたね。
愛ちゃんは小さい時から、親子で一生懸命頑張っていて、自分としょうたとしおりとの親子の頑張りも、トライアスロンの「安松青葉選手」の他に、卓球の「福原愛ちゃん」の影響も多分にあるんだよね。
実は自分は愛ちゃんと同郷で、自分も子どもの頃は卓球をしていて県内の強豪クラブに所属していたので、自分は直接の知り合いではないけど、愛ちゃんをよく見ていた。
特に自分の妹は、後に愛ちゃんの所属クラブに移籍して、愛ちゃんと少し年上のほぼ同年代だったから、愛ちゃんはもう覚えていないだろうけど、当時は2人は友達だった。
小さい時から愛ちゃんは一生懸命お母さんと練習していて、世間では天才と騒がれていたけど、自分のイメージは、圧倒的な身体能力があるとかではなく、とにかく親子で誰よりも努力して頑張り続けて、強かったという印象だな。

そして、愛ちゃん自体もそうだけど、愛ちゃんを育て、指導していたお母さんの人柄がとにかく素晴らしかった。

これは自分の親と妹から聞いた話。
当時、既に注目されていた愛ちゃんだったんだけど、妹が愛ちゃんが所属していたクラブチームへの移籍後、中々練習をやらせてもらえず、1人ぽつんとしていたことが合った。
そんな中、愛ちゃんのお母さんが妹に声をかけてくれて、こっそり愛ちゃんと陰で練習をさせてくれたとのこと。
また、全国大会でも、学校から1人の参加だったので、一緒にアップする練習相手がいなくて困っていた妹に、愛ちゃんのお母さんが声をかけてくれて、妹と愛ちゃんを一緒にアップさせてくれたとのこと(卓球は練習相手がいないとアップができないのです)。
愛ちゃんも自分より圧倒的に実力で劣る妹の練習相手を大事な試合前のアップにも関わらず、嫌な顔一つせずやってくれたらしい。
確か自分の記憶によると、その大会はカデット杯といって、愛ちゃんが小学生で中学生大会に出場して、優勝がかかっていた試合だったと思う。
本来であれば、自分達のことしか考えなくてもいい状況なのに、周りに気を配り、且つ教え子でも何でもない自分の子どもよりも弱い子の面倒まで見てくれた器の大きさがすごい。自分にはちょっと真似できないな。
このような人柄のお母さんに育てられたから、愛ちゃんもあんなに誰からも愛される人柄の国民的選手になれたんだろうね。

そして、お母さんの言葉で今でも印象に残っているのが「愛が一番点数を取られたのは、〇〇(妹)さんなんだから、愛ちゃん一緒に練習してもらいなさい」と愛ちゃんに言ってくれて、一緒に練習させてくれてたことで、妹は多分一生忘れないだろうな。
確かに妹がちょっと特殊なラバーを使っていたのもあり、何回かの対戦で県内の同年代の中では、比較的愛ちゃんに点数を取って妹は負けてたようだけど、勝ったことなんてないし、そもそも実力は雲泥の差だったからね。
お母さんが、そうやって、まだ小さい愛ちゃんに言い聞かせて、愛ちゃんも大事な練習時間であるのにも関わらず、お母さんの言葉を信じて納得して自分よりも実力が下の選手とも、真剣に一生懸命練習できるっていうのが、まさにみんなから愛される選手であった理由だよね。小さい時からそうだったから、きっとお母さんの教えが素晴らしかったんだろうな。

愛ちゃんが引退と聞いて、自分達は卓球をとうの昔に辞めてしまったし、愛ちゃん母子は自分たちのことは微塵も覚えていないだろうけど、つい昔のことを思い出してしまって書かずにはいられなかった。

愛ちゃん、本当にお疲れ様でした。
自分も、しょうたとしおりと親子のがんばりを続けていかないとな。

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