素人親子の日々の朝練を中心としたトライアスロントレーニングと、日常を綴ったブログです。
日本トップクラスのトライアスリート『安松青葉選手』に憧れて練習をしています。

2022年7月17日日曜日

第1回東京海の森アクアスロン

2日連続続きのレース。今日は東京海の森アクアスロン。
今回はオープンウォーターのため、ウェットスーツを2人分調達して、自分としょうたが参加。

最初は自分からで、スイム1kmラン5km。
試泳したところ、足は全くつかないのは想定内だったけど、水の中が茶色で1cm先すら何も見えない。
方向を確認するために、ヘッドアップを頻繁にいれねばならず、泳ぎに自信が無いわけじゃない自分でも軽くパニック。
深呼吸したり、途中でブレストを入れることで、心を落ち着かせる。

試泳でこんなんだから、本番は大丈夫か心配だったけど、いざ、レースがスタートしたら、50秒~55秒/50mペースでわざとゆったり泳ぐことで、海にも徐々に慣れて段々と泳いでいるのが自分はむしろ楽しくなってきたけど、しょうたは大丈夫かな??
パニックになって、ライフセーバーに助けられるのはいいとしても、こんなに水中が濁っていたら、沈んでも気が付かないし、死なないかな・・・・と泳ぎながら、しょうたが本当に心配になってきた。

スイムは6割位の力で泳いだのにも関わらず、スイムアップ後、足がふらついてしまった。
この状態で、ランはどこまで行けるかな・・・・?
ウェットスーツを脱いで、ランへのトランジション。
ウェットスーツ等があるため、トランジションに少し時間が掛かったのと、目の前にしおりがいたので、元気が出て、体力が少し回復。
ランは、スイムで温存したのもあり、前半4kmは4分~4分半/km位で走れたかな??
ラスト1kmは、3分45秒/km程度まで上げられたと思う。

まだ順位は出ていないから分からないけど、そんなに悪い順位じゃなかったかな。
結構苦しい思いをしたのに、また出たいと思うのがトライアスロンの不思議な魅力だよね。

自分がレースを終えた時、しょうたがスタート地点でスタンバイをしていたので、声をかけて、レースの注意点を伝える。
水中が見えないこと、足は全くつかないので、溺れるので絶対に立とうとしないで、パニックになったら深呼吸をして、立ち泳ぎかブレストで泳ぐこと。最悪、全てブレストで泳いでもよいこと。
方向を確認するために、適宜ブレストを入れること。

心配でしょうがない自分と同じように、不安そうな顔でしょうたがスタート。
勢いよくクロールを始めたしょうただったけど、焦ったのか、すぐにブレストに泳ぎを変更。
第1ブイまではブレストで泳ぎ、そこからは少し慣れてきたのか、クロールで泳ぎ始める。
最初は2ストロークに1回ブレストを入れる感じだったけど、徐々にストローク数も増えてきた。
おそらく、不安と死への恐怖でいっぱいのはずだったろうけど、何とかしょうたが無事に生きてスイムアップしてくれて、自分も一安心。
今にも泣きそうで、死にそうな顔で上がってきてた (;^_^A

トランジションでは、恒例の位置を見失っただけでなく、ゴーグルやキャップを落としたり、ウェットスーツを脱ぐのにも一苦労して、大幅ロス。
まあ、今回は完泳完走を目指すレースだからよしとしよう。
ランは最初は勢いよく飛び出していったけど・・・・
ラストは、嗚咽を漏らしながら、自分の前をフラフラしながらジョグペースで走って行った。
怖かったのと体力がいっぱいいっぱいだったのと、両方の理由があるんだろうね。

中学生男子は3人だったため、ビリでも3位入賞で表彰台に上ることができた。
まあ、ビリでも、表彰台に乗れると嬉しいもんなんだね。

昨日の成田キッズでは、しょうたが2位で、今回2位だった子が3位だったから、環境が変わると順位が変わるのがトライアスロンの面白い所だね。
昨日のようなプールとロードといった条件であれば、スイムもランもしょうたの方が速かったけど、スイムが海になった途端、しょうたの方がスイムもランも遅くなるということは、スポーツは技術だけでなく、メンタルや経験がどれだけ競技に影響するのかが、よく分かったかな??

でも、今日はパニックになりながらも、自分の心をコントロールして、何とか完泳したおまえをパパは嬉しく思うよ。
5年前しょうたが2年生の頃、わずかプールを20m泳ぐだけのトライアスロンレースでも溺れたり、泣きながら泳がずにプールのヘリを掴みながら横に進んでいたしょうたが、こうして足も全くつかない・1cm先も見えない海で、500mの距離を泳ぎ切ったんだからね。

自分で心をコントロールして落ち着かせる能力は、この先、どんな場面でも活きてくると思うよ!
今日はお疲れ様!!

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