最後の会話

「もう、パパなんて大っ嫌い！」
5時40分頃にむにゃむにゃ言っていたしおりが衝撃的な寝言を発して、レース観戦疲れで自分はもっと寝ていたかったけど、ショックで目がパチリ。
本人的には、何の夢だったか覚えていないとか。。。。

今日の朝練は、昨日のレース疲れの疲労抜きも兼ねて、課題のトランジション。
しおりを中心にバイクの飛び乗り、飛び降り、片手でサドルを押さえてのバイクの押し練習を行った。
バイク押しは、どうしてもハンドルを押さえる癖が抜けないけど、飛び乗り、飛び降りはとりあえずはゆっくりでも足を後ろから抜き差し出来るようになった。

自分が今日は代休で会社を休んでいたので、その後、しょうたの喘息の通院に行き、レイクタウンに行って、マックで昼飯を食って、映画「ドラゴンクエスト your story」を見た。自分が子どもの頃に夢中になったゲームで、結構楽しみにしていたんだけど、あのオチはねぇ。。。。。？

映画の後はTSUTAYAで本を買ってあげて、しょぼしおが通っているスイミングスクールへ。
実はしょうたとしおりを通わせているスイミングスクールは、自分が大学生の頃にアルバイトをやっていた所で、久々に社長と会えたんで、色々と話したんだけど、自分がアルバイトをしていた時に、お世話になっていたおばあちゃんコーチが5月に亡くなっていたことを知った。
半年ほど前に、しょうたが振り替えをした時にたまたま担当コーチになってテストをしてくれて、合格の電話をかけて来てくれた時に、「自分のこと、覚えてますか～？」と聞いたら、そのコーチが「しょうた君から、僕のお父さんもここのスイミングスクールでコーチをやっていたと聞いたときに、ピンときましたよ。あなたはいいコーチでしたね、よく覚えてますよ。しょうた君も中々いい泳ぎをしますよ。私は好きですよ。とてもいい息子さんですね。」と電話で会話ができた。

水泳指導が本当に好きなコーチで、もう自分が一緒に仕事をすることも、しょうたとしおりが教えてもらうこともできなくなってしまったけど、自分はずっと忘れませんよ。
あの電話が12年振り位にした最後の会話になってしまったけど、でも、あの時、電話ができて本当によかったな。