素人親子の日々の朝練を中心としたトライアスロントレーニングと、日常を綴ったブログです。
日本トップクラスのトライアスリート『安松青葉選手』に憧れて練習をしています。

2023年4月24日月曜日

応援される選手

今日の朝練はオフ。
今日は久々に選手クラスの練習。仕事も多少落ち着いてきたので、定時でダッシュして練習場所へ。
今日は陸上選手出身の会社の後輩が、短距離の子達を見てくれる日だから、俺が長距離の子を見ることができて、一緒にポイント練習に付き合えるぞ!

ポイント練習は400m×5本だったんだけど、しょうたはドリルと最初の1本のみで終了し、スイムへ。
昨日のしょうたの練習を見てくれたコーチに、今日のポイント練習に参加すると伝えたため、昨日はポイント練習をしなかったらしいんだけど、今日の練習に20分しか参加できないなら、今日ポイント練習をできるわけはないんだから、昨日ポイント練習をやればよかっただろ。参加するけど、最初の20分で帰りますとちゃんと正確に伝えないと、せっかく練習メニューを考えて調整してくれたコーチにすごく失礼じゃないか!?本当に情けないよ。

しおりともう1人の小学生長距離エースの子、3人で400m×5本。
俺は80秒でペーサー。しおりは86秒、男の子は84秒で設定。
2人とも設定タイム以下を全て守り、5本目はしおりは83秒、男の子は78秒まで上げたから立派だよ。
俺もとてもいい練習になって、すごくすがすがしい。

ところで、5/27に公認大会があるんだけど、残念ながら、市内小学校で運動会があるため、参加できず。でも、陸上に真剣な6年生の子が運動会を休んで大会に出たいと親子で直訴してきて、ちょっとしたトラブルに。

俺の考えとしては、陸上をやれるのは学校や地域や家族など周囲の協力や理解あってこそ。
コロナ終息後数年ぶりの普通の運動会で、授業の一環でもあるし、何より小学校6年生最後の運動会なんだから。学校の仲間たちと思い出を作ってほしい。

もちろん、これが県大会、関東大会、全国大会もしくは標準タイムを切れていない中での最後の公認大会とかなら話は別なんだけど、例えそのような大会だったとしても、あっさり運動会を切り捨てるのではなく、一緒に過ごした小学校の仲間達との最後の運動会が一緒にできないことを悲しみながら、大会を選ぶような選手になってほしいよ。

自分がそんなに間違ったことは言っていないつもりだけど、子どもにとっては、目の前の世界が全てで、その世界ってとてつもなく重要なことなんだというのはよくわかる。だから、子どもの意思を尊重しつつも、周りの大人が広い視野で長期的に見てあげて、子どもを諭したり、応援したりしてあげるのが必要なんだと思う。
確かに1回目の公認大会で早々に標準タイムを切ると、埼玉県の強化指定選手になれて、気が楽になるかもしれないけど、強化指定選手になるために陸上をしているの??速くなりたい、走るのが楽しいから陸上をしているんじゃないかな??小学生で、そんな名誉やタイムを求める必要はないんじゃないかな?もっと、純粋な気持ちでスポーツと向き合ってほしいよ。
例え、今回1番乗りで強化指定を勝ち取ったとしても、そのような成功体験を経験してしまったら、今後もずっと損得で選択をするようになっていくよ。俺はそれは絶対にプラスにならないと思う。
俺は、1回1回どちらが自分にとって得なのかを考えて選択するような選手ではなく、周囲への感謝をしながら練習しつつ、時には不器用な選択をする選手に育ってほしいよ。そういった選手がきっとみんなから応援される選手になると思うんだ。

まだシーズンは始まったばかりで、公認大会は後3回ある。責任もって、残り3回の公認大会の中でタイムを切るようにさせるから・・・・個人的には余程のことがない限り、運動会・修学旅行・卒業式くらいは押さえてほしいと言ったけど、親御さんは納得していない感じ。
各家庭の価値観や教育方針に因るものだけど、少なくても俺はそういった考え方かな。
子どもを指導していくのって、子どもだけを見ていけばいいわけではなくて、必ず親御さんが背後にいるから、そこがすごく特殊で本当に難しいよね。
そして、うちの陸上クラブは完全無料で、俺はこれを全部ボランティアでやっているのにも関わらず、こういうことが起きるのが切ないかな。

◇今日のトレーニング
 しょうた→陸上(ドリルのみ)、スイム
 しおり→陸上

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