素人親子の日々の朝練を中心としたトライアスロントレーニングと、日常を綴ったブログです。
日本トップクラスのトライアスリート『安松青葉選手』に憧れて練習をしています。

2023年9月2日土曜日

チャレンジトライアル in しらこばと

今日は久々の1000m。
9月に入ったのに、気温36度の猛暑日。

今回も1番アウトコースからの出走。
アウトコースなので、走る距離が長いけど、スタート直後にはうまく3,4番手の位置に入ることができた。
その後、200m付近でインコースに収まるものの、前半ハイペースで突っ込んだ子達が落ちてきたため、ブレーキをかけたところ、後ろから追いついてきた子に挟まれてしまい、300mから500mはポケットで身動き取れず。
500m~600mのホームストレートで、集団から抜けて、単独4位となり、3位の子を追いかけ始める。
3位の子も、単独で走っていたはずなのに、しおりに追いつかれても気持ちが折れずに、しっかりと競り合ってきてすごい選手。一緒に走ってくれてありがとう。
結果的にしおりは抜かすことができずに、表彰台まで後1歩の4位。
1位、2位のひなたちゃん、まほのちゃんは大会新記録も出して、もはや別格だなぁ・・・・。
でも、しおりも3分18秒98の自己ベスト。
この気温の中で、タイムをきっちりと出せたのはすごいと思うよ。

なお、リレーでは第1組3位で表彰圏内だったはずなのに、機械トラブルで計測できなかったとかで、やり直しとなり、1回目のリレーではバトンパスを失敗して失格となったチームが、バトンパスに成功して3位となり、しおり達は4位になってしまったため、そちらのチームが3位表彰されることに。まあ、走力としては負けていたってことになるんだけど、なんか納得いかないなぁ~・・・・・(;^_^A
でも、自分の教え子の女の子が80mで優勝してくれたり、うれしいニュースもあり。

ところで、うちのクラブで中学2年生の選手の子が、うちのクラブの練習に出ずに、他のクラブの練習に出たり、コーチに教わったりしていて、速くなりたい気持ちはわかるけど、それを無断でやっていたことを保護者と子どもに注意したところ、謝罪も感謝もなく「クラブを辞めます」。
確かに、自分が指導しているクラブがすごいクラブだと思ってないし、何でも教えることができるわけではないから、不足部分を他で・・・っていうのはわかるけど、事前に相談してくれたらOK出してるし、それさえも面倒だったり、なんでそんなことをしなければならないの?ってなっちゃうのかな??
クラブガイドブックに部活以外で、無断で他クラブで練習するのは禁止ってそもそも書いているし、ガイドブックに書かなくても、感謝の気持ちがあったら、そもそも無断でこっそりというのはしないと思うし、注意されたら謝ると思うんだけど。。。。。?
そのご家庭には、速い6年生の弟君もいて「弟はクラブには残るけど、選手クラスは辞めるし、クラブもいずれ辞める」ということだったので、ボランティアで色々なものを犠牲にしながら、チームを運営している自分としては、まずは謝罪だろ?と思い「保護者の方、そういう考え方でしたら、2人とも辞めてください」と突き放した。自分が子どもと触れ合える時間は、練習時間だけで、そのほかの時間は親御さんにお子さんをサポートしてもらうことになる。その親御さんが自分の指導方針に共感し、同じベクトルで考えてくれて、速くなることを考えるだけでなく、人への感謝だったり、そういったことを教えてくれる人でないと、一緒にやっていくのは正直厳しいと思う。

とは言っても、保護者や自分の考えは大人の事情で、選手本人がどう思っているか知りたかったので、今日の大会で、弟君選手本人に今後どうしていきたいのか、どこで練習していきたいのか聞いてみた。
そしたら、正直あまり深い考えはなくて、色々聞いて引き出せたのが「自分よりも速い人たちと一緒に練習して、速くなりたい」「強いクラブに入りたい」「箱根駅伝に出たい」といったような内容で、選手としては自然な考え、また、小学6年生らしい考えに感じた。
ただ、気になったのが「うちのクラブのみんなと練習したくないの?」というような問いには、特に反応を示さず、今まで一緒に練習してきたクラブへの愛着や感謝、仲間への思いといったものは特に感じなかった。

その後、うちのクラブの子達がリレーの招集でみんな集まっている時間帯に、他クラブのコーチのところに「これからお世話になります」と、その一家が挨拶に行っており、一家全員で、他クラブの子供や保護者の前で並んで拍手をされながら挨拶をしていた。
さすがにTPOをわきまえていないので「みんなリレー集まってるぞ!」と注意をして、招集所に向かわせたけど、保護者からは、この件についても特に何も謝罪なし。
ここら辺の言動が少し狂っている気がするんだけど、そんなもんなのかな?
ほしいものが目の前の店で売り切れだったから、近くの店に行ってみたみたいな感覚なのかな??

その後、その一家が挨拶をしていた他クラブのコーチが、いきなり初見の自分のところに来て、
「聞いているかとは思いますが、〇〇君、うちのクラブで預かることになりましたので、ご挨拶です。強化指定選考の××の大会は出たいと言っているので、年度途中のクラブ所属先変更が特例で可能かどうか協会に問い合わせるので、ご協力ください。こちらで選手登録をして、そちらのクラブからは選手抹消手続きをしていただく形になります。昨年度1例だけ認められたようです。ただ、それが協会に認めてもらえなかったら、××の大会だけ、そちらのクラブから申し込んでもらい、クラブの名前だけつかわせてもらってよいですか??練習はこちらでさせるようにするんで」と。
姉弟が入会して2年間、自分自身、色々なものを犠牲にしながら、完全ボランティアで全力で教えてきて、この2人の姉弟のためだけにやってきたこともたくさんあった。もちろん、自分の努力だけでなく、選手本人の努力や保護者のサポートもあっただろうけど、こんなもんなのかね??
見た目的にはだいぶ自分よりも年上のコーチに見えたけど、とりあえず「何も聞いてませんね。そんな裏技やイレギュラーなことを行うのではなく、私たち指導者、まずは人として何が大事か、それを教えてあげましょうよ。競技力の養成だけでなく、そちらの方がむしろ大事じゃないですか?」とだけ言っておいた。

その後、その家庭は、クラブの一部の保護者や子達に「退会するの~」と泣きながら写真を撮っているのに対して、自分には、挨拶や感謝、謝罪は選手自身からも保護者からも一切無し。
こちらから声がけしてやっと反応するのみ。
まあ、裏切られることには慣れているし、人にはあまり期待しないようにはしているけど、そんなもんなんだろうなぁ~。
競技力は伸びたとしても、人に感謝したりする気持ちがない中で、今後応援してくれる人は家族以外に出てくるのかな??結果が出ているうちは、チヤホヤする人も周りにいるだろうけど、壁にぶち当たったとき、結果が出ないで苦しいときはどうするんだろう?
競技を終了した後の人生も、陸上界で出会った仲間の中でずっと過ごせる人は出てくるのかな??
まあ、俺がそこまで考えてあげる必要もないのかな・・・・。

うちの会社の2年目の子もそうだけど、他人から注意されたりすることに慣れていないんだろうな。

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