今日の朝練はバイクのテクニック練習。
重点項目は、飛び乗った後、まっすぐぐらつかないで漕ぎだすこと。
中々、難しいね!
24日の陸上大会に、入会したばかりの6年生のるなを出場させることで、女子の参加選手が5人となったので、リレー4番手のしおりと本番直前まで争わせることに。
昨日試しに50mを競争させたけど、2人共ほぼ互角。わずかにるながリードしたけど、るながインコースで、しおりがアウトコースだったため、それを加味すると50mに関しては力の差は変わらないか。
多分、実際のリレーで走る距離と同じ100mにすると、距離が長くなるので、しおりが有利だし、バトンパスまで含めると、現時点ではしおりの方が速いのは間違いないんだけど、るなは何せ、何も専門指導を受けていない状態だから、これから自分が3週間、きちっと走り方を直してあげると、ビギナーズ特典で、50mだと0.3~4秒、1000mだと30秒以上縮めるような気がする。
しおりはリレーに出ることをとても楽しみにしていたのに、大会申込期限ぎりぎりで入会してきた るなを自分が指導することで、大会までに、るながしおりより速くなってしまうことは充分に考えられる。
つまり、るなを指導することで、24日の大会において、自分の娘をリレーの選手から落選させることになる可能性があるという複雑な胸中。コーチとしては当たり前のことでも、親としてはやっぱり悲しいよな。。。。
試しに、答えは分かっていたけど、しおりに聞いてみることに。
「しおり、俺がるなを3週間みっちり指導したら、おまえより速くなって、おまえがリレーの選手になれなくなるかもしれないけど、それでいい?るなにちゃんと教えなければ、おまえがそのままリレーに出れると思うけど、どうする?」
聞かれたしおりは、一瞬考えた様子だったけど、すぐに少し怒った顔で、
「そういうことはしちゃダメだよ。るなにちゃんと教えてあげて。でも、・・・・・・るなだけを教えるのはダメだよ。みんなにちゃんと教えてあげてね」
想定していた以上の答え。パパは親としてもコーチとしても、正々堂々して、仲間を大切にする優しいおまえが大好きだよ。
「分かった、じゃあ、みんなに教えるけど、俺は大会に出ても恥ずかしくないよう、るなを特にちゃんと教えるからな。るなは走り方がおかしい状態で、今のおまえと殆ど力の差が無いから、これを直してあげると多分すごく速くなるぞ。大会の直前に2人で競争させるから、勝った方をリレーの選手にするからな」
「・・・・分かった、私、負けないから」
相変わらず、超強気だけど、正直、しおりが負けてしまう可能性も充分に考えられる。
「指導者」「親」両方の顔を持つ自分としては、複雑な思いでいっぱいだけど、でも、自分がやろうとしていることは正しいことだと思う。
それとも、親としては本当は娘を応援しないといけないのかな??
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